自然

【かみなり・にゅうどうぐも】の絵本特選

ほんのまち

天気の絵本・本のなかでも「かみなり」や「にゅうどうぐも」のことがわかる本を選びました。

かみなりができる理由や、かみなりに対する防災知識も学べる絵本です。

1. にゅうどうぐも

【絵本について】
野坂勇作・作 / 根本順吉・監修(福音館書店)
福音館書店【にゅうどうぐも】紹介ページ

  • 入道雲ができるまでの様子やメカニズムを、物語風の絵本でわかりやすく知る
  • 縦開きの絵本が、にゅうどうぐもがぐんぐん上がっていく様子をリアルに表現
  • にゅうどう雲の絵と、影絵風のシルエットの対比が、より雲をひきたたせている
  • 巻末には説明がついて、科学的な勉強になる

夏のある日、にゅうどう雲がもくもくと空を覆い、やがてカミナリが鳴る様子を物語風に描いた絵本です。

縦開きの絵本のページをめくると、にゅうどう雲がぐんぐん伸び上がる様子や、雲が空の天井まで広がる様子、空が暗くなっていく様子などが、リアルに伝わってきます。

絵本の文章はすべてひらがなです。巻末には、「地鏡」「ペール雲」「かなとこ雲」など、にゅうどう雲発生前後の説明があります(巻末の説明は漢字多め・ルビなし)

【年齢のめやす】読んであげるなら4歳頃から / 自分で読むなら小学低学年頃から

2. かみなり

【絵本について】
姉尾堅一郎・監修 / 音羽電気工業・協力(ポプラ社)
ポプラ社【かみなり】紹介ページ

  • リアルなかみなりの写真の数々に、驚きと発見がいっぱい!
  • 話し言葉のわかりやすい文章で、かみなりのことを学べる
  • 後半には、6ページにわたって、かみなりの仕組み・被害を少なくする方法などを紹介。知識が身につく。

ポプラ社版「かみなり」は、かみなり写真を集めた写真絵本です。

写真は「雷写真コンテスト」入賞作品から選ばれ「雲の中を複雑にかけぬける光」や「カミナリが落ちるまさにその瞬間」といった、全ページにわたって驚きと発見がいっぱいの写真絵本です。

ひとつひとつの写真とともに、小さな子どもが読みやすい文章が添えられ、かみなりの基本が学べます。

絵本後半では、かみなりのメカニズム・防災への取組みなどを6ページにわたって紹介しています。わかりやすい説明とイラストで、勉強になります。

【年齢のめやす】5歳頃から

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