自然

【たんぼ・米作り】がよくわかる絵本5選+1

ほんのまち

たんぼやお米のことが詳しくわかる絵本を紹介します。

田んぼの1年の様子がわかる本や「田んぼに浮かぶ小さな草のヒミツ」がわかる本など、どの本もみごたえ・読み応えがあります。実際に田植え体験や自然観察に参加する際にとても参考になりました。

1. おじいちゃんちのたうえ

【絵本について】さこももみ・著(講談社)

・田植えの準備・田植え・後片付けといった田植えの流れがわかる

・男の子とみんなが力を合わせて作業する姿に、田植えのすばらしさを実感する

・美しくあたたかみのある絵と、読みやすくて明るい文章

男の子と家族が、広島のおじいちゃんおばあちゃんちの田植えを手伝いに行くおはなしです。男の子の視点で見た田植えを、さわやかに明るく描いています。

【年齢のめやす】読んであげるなら3歳頃から / 自分で読むなら6歳頃から

2. おこめができた!

【絵本について】中川孝俊 監修・岩間史郎 写真(ひさかたチャイルド)

・苗を育てるところから田植え・収穫まで、お米ができる様子がよくわかる

・写真絵本なので、お米ができるまでを実際にイメージできる。写真は大きめでイメージしやすい。

お米ができるまでを写真でつづった絵本です。ひとつひとつの過程を写真で丁寧に綴っているので、米づくりを大変理解しやすくなっています。食育にもつながる絵本。

【年齢のめやす】3・4歳ころから

3. 田んぼの一年

【絵本について】向田智也 作・画(小学館)

・田んぼの12ヶ月を、ひと月づつ定点観察で描いた絵本

・それぞれの月の田んぼの様子と、まわりの生きものが詳しくわかる

・グラフィカルな絵本が美しい

田んぼの12ヶ月を、ひと月づつ定点観察で描いた絵本です。ひと月ごとの稲の成長や、田んぼに集まる生き物が詳しく描かれています。

とくに、田んぼのまわりの草花や、田んぼに集まるさまざまな虫や鳥たちが、図鑑のように丁寧に描かれていて、田んぼのまわりにはこんなにもたくさんの生き物が植物がいるということに驚きます。自然観察・里山活動・ワークショップにも参考になる一冊。

※ 小学館版の絵本です

4. うきくさ

【絵本について】野坂 勇作 作(福音館書店かがくのとも)

・浮草が田んぼにとって、重要な役割があることを発見する絵本

・浮草をとおして生物多様性を考えるきっかけになる

田んぼによく浮いている小さな緑色の「浮き草」。浮き草がどのように増え、移動し、冬を越すかが詳しく分かります。

じつは、絵本を読むまでは、浮き草が田んぼにとって必要なものだとは知りませんでした。稲にとっても、虫たちにとっても重要な働きをしていたのです。驚きと発見がある一冊。

【年齢のめやす】5・6歳ころから

5. たんぼにできたわらのいえ

【絵本について】夏目 義一 作(福音館書店かがくのとも)

・稲刈りのあとの「わら」がどうなるかがわかる絵本

・わらの役割をとおして、環境・循環について考えるきっかけになる

稲刈り後の、わらのことを丁寧に描いた絵本です。

田園地帯の秋に目にする、わらのいえ。わらを乾かしている光景で、地域ごとに形が違うのも特長です。

そのわらのいえが人間にとっても、ほかの生物にとっても大切な役割を果たしていることを知る驚きと発見の一冊です。

【年齢のめやす】5・6歳ころから

6. 万次郎さんとおにぎり

【絵本について】本田いづみ 文 / 北村人 絵(福音館書店)

おにぎりと万次郎さんのユーモラスなおはなし絵本

小さなこどもによみやすいユーモラスな絵本。食育にもおすすめ。

こちらの絵本は稲作をテーマにしたユーモラスなお話絵本です。

万次郎さんがつくっていたおにぎりが家のそとにいってしまいました。おにぎりが無かった先は?

明るくユーモラスなお話をとおして、小さなお子さんの食育につながります。

【年齢のめやす】読んであげるなら2歳ころから

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