いろんなしごと

【空港・飛行場の仕事】がよく分かる絵本5選

ほんのまち

空港・飛行場のしごとについて学べる絵本を5冊選びました。

飛行場全体の仕事が分かる絵本や、特殊な車両をクローズアップした絵本など、どれも驚きや発見があるおすすめの絵本です。

1. 巨大空港

【絵本について】
鎌田 歩(福音館書店)
福音館書店【巨大空港】紹介ページ

  • 空港ならではの仕事・のりものが多く登場する
  • 空港全体のしごとがわかる。とくに、普段なかなか見られない「縁の下の力持ち」の仕事について描かれている

「巨大空港」は、成田空港を題材に、巨大空港のしごとをきめこまやかに描いた絵本です。

まずは空港全体のしごとが描かれ、つぎに空港のさまざまな仕事の場面にうつります。とくに「縁の下の力持ち」の仕事が丁寧に描かれ、ひとつひとつの仕事が大変興味深い内容となっています。

たとえば「到着した飛行機の手荷物が、どのように降ろされ・チェックされ・ベルトコンベアで運ばれ・乗客のもとに戻っていくか」ということが分かったり、「飛行機の燃料がどこに貯蔵され、どう運ばれていくか」「空港にも消防車が待機していること」といったたくさんの発見があります。

【年齢のめやす】読んであげるなら5・6歳頃から / 自分で読むなら小学校低学年ころから

2. たんけん絵本 羽田空港

【絵本について】
濱 美由紀(小学館)
小学館 【たんけん絵本 羽田空港】紹介ページ

  • 空港で働く様々な人や、空港で働く車が一覧のように紹介されている
  • 見開きページの「航空機の輪切り断面図」は迫力があります!

前述の絵本「巨大空港」は成田空港を題材にしていますが、こちらの絵本は羽田空港のを描いた絵本です。

さきほどの「巨大空港」と同様に空港のさまざまな仕事が載っていますが、こちらの絵本では「空港で働く人々のそれぞれの仕事と役割」や「空港で働く車の種類と役割」がずらり一覧のように載っているのが特徴です。

こんなにも多くの人が働いて、たくさんの車があるんだ」と仕事の種類の多さを実感することのできる絵本。

絵本後半では「飛行機を輪切りにした図解」や「飛行機が離陸着陸するシーン」など迫力あるシーンが登場します。

3. 飛行機しゅっぱつ

【絵本について】
鎌田 歩(福音館書店)
福音館書店【飛行機しゅっぱつ】紹介ページ

  • 飛行機のために働く車と工夫に注目した絵本
  • 「縁の下の力持ち」のしごとがわかる
  • 説明イラストや文章がわかりやすい

空港のなかでも、とくに飛行機の「出発」に関係する車を描いたユニークな絵本です。

飛行機には、手荷物だけでなく、食料・貨物品などさまざまなものを載せます。そんなときに活躍する様々な乗りものの 大変ユニークな仕事ぶりがわかります。

カーゴトラックとベルトローダーは協力しあって手荷物を乗せます。
ハイリフトローダーは コンテナごと持ち上げます。
乗客を乗せるためのパッセンジャーステップも「車」なのですね。

飛行機の出発のために働く車の仕組みがよくわかる一冊です。

【年齢のめやす】読んであげるなら5・6歳頃から / 自分で読むなら小学校低学年ころから

4. ジェット機と空港・管制塔

【絵本について】
モリナガ ヨウ(あかね書房)
あかね書房【ジェット機と空港・管制塔】紹介ページ

  • 空港のさまざまな場面を手書きイラストでつづった、エッセイのように読める絵本
  • 運行管理・整備メンテナンスといった空港を支える人々と仕事がわかる
  • 筆者だからこそ特別に取材が許可された「管制塔」についても知ることができる

「ジェット機と空港・管制塔」は、空港に関係するさまざまなことを きめ細やかな手書きイラストで紹介した絵本です。

羽田空港の設備・旅客機の機内設備・乗務員の仕事・空港の働く車・管制塔のしごとの様子・飛行機の整備や安全管理といった空港のあれこれが、細やかに紹介されていて読み応えがあります。

なかでも通常は入ることができない管制塔の様子は必見です。

さまざまな乗り物を手書きエッセイ風に描く絵本が人気の モリナガ・ヨウ氏の著書です。

5. なんでもあらう

【絵本について】
鎌田 歩(福音館書店)
福音館書店【なんでもあらう】紹介ページ

  • 街や乗りものを「洗う」ことに着目した仕事のことがわかる
  • 安全のために、メンテナンスや洗浄が欠かせないという基本的なことがわかる。
  • 飛行機の洗い方はおどろき!

「なんでもあらう」は、道路・ビル・飛行機など街のさまざまな「洗う」仕事がわかる絵本です。

なかでも飛行機の洗い方には驚きます。機械で洗うと思いきや、実は人の手による細かい作業がとても多いのです。

道路も乗り物も「安全のためにきれいに洗うことが大切」というメッセージがこめられています。

【年齢のめやす】読んであげるなら5・6歳頃から / 自分で読むなら小学校低学年ころから

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