【収集車の絵本】おすすめ5選!
収集車がテーマの絵本を5冊選びました。どの絵本も、小さなお子さんから収集車のことを知る工夫があります。想像力を育み、街のことを知るきっかけにもなる絵本です。
1. おはよう!しゅうしゅうしゃ
【絵本について】竹下文子・文 / 鈴木まもる・絵(偕成社)
- 収集車がどこからやってきて、どのように収集していくかを小さなこどもにもわかりやすい絵と文で描いている
- わたしたちの暮らしにつながる大切な仕事を知ることができる
- 明るいタッチで描かれた、さわやかな読後感の絵本
「おはよう!しゅうしゅうしゃ」は、収集車の絵本でまずおすすめの絵本です。
朝のまちに青い収集車がやってきて、おじさんたちが手際よくごみを入れていきます。車がたくさんとおる道路でもマンション街でも、すいすい集めます。でも、集められないものもあるよ。収集車のなかがいっぱいになったら焼却場に向かいます。
朝のまちの収集の仕事を、明るいさわやかなタッチで描いた人気の一冊。
【年齢のめやす】2歳頃から
1. なに はこんでるの?
【絵本について】スズキサトル・作(ほるぷ出版)
- 運ぶ車の、とくに「運んだあと」の部分をクローズアップした、あっと驚くしかけ絵本
- 「この後どうなる?」という考える力・思考力を育むきっかけになる
- 街の車がどういう仕事をしているか、小さな子どもがわかりやすくイメージできる絵本
さまざまな車が「何を運んで」「運んだものを、その後どうするか」ということをわかりやすく描いたしかけ絵本です。
収集車は「ごみ」を運びますが、しかけページをひらくと、ごみが「焼却場で燃やされる」ことがわかります。ごみがどこへいくかがわかります。
ほかにも、ミキサー車は「コンクリート」を運び、その後「建設現場で利用」されます。タンクローリーは「石油」を運んで、「ホースを使ってガソリンスタンドの貯蔵タンクに補充」されます。運ばれたものが「どのようなしくみで、運ばれた後にどうなるか」という視点で描く絵本。小さなお子さんから楽しめます。
【年齢のめやす】2・3歳頃から
4. せいそう車
【本について】五味零・作 / 市瀬義雄・写真(岩崎書店)
- 実際に収集のしごとに密着取材した、収集のことがよくわかる絵本
- 収集車の種類や運搬能力・ごみのゆくえ・予熱利用といった収集に関する基本的なことがよくわかる
- 大きな写真とシンプルな文章でビジュアル的にもわかりやすい。
ごみ収集車のしごとを、わかりやすく説明した写真絵本。
「収集車の1日」「収集車の種類」「ごみは最終的にどうなるか」といった、収集車の基本的なことを知ることができます。
また「1台の収集者は45リットルのごみ袋180個分つみこめる」「焼却時に出る熱は温室や温水プールに使われる」「焼却した灰のゆくえ」といったさまざまなことがわかります。
絵本のモデルは練馬区の収集車。写真やイラストで理解しやすくまとまった人気絵本です。
【年齢のめやす】幼児
5. ごみしゅうしゅうしゃの ぽいすけくん
【絵本について】正高もとこ・作 / 鎌田歩・絵
- 近年、問題になっている 収集車の火災について取り上げた絵本
- ごみを分別する必要性や、燃えるごみに出してはいけないものを、絵本をとおして教えてくれる
- 「縁の下のちからもち」ののりもの絵本が人気の作家による2023年新作
乗りもの、とくに「縁の下のちからもち」の乗りものを多く描く 鎌田歩さんによる ごみ収集車の絵本です。
近年多い、収集車の火災をとりあげているのが注目の一冊。ごみの分別の必要性や、街に暮らす人それぞれが思いやりをもって暮らすことの大切さを教えてくれます。
【年齢のめやす】幼児
5. ぼくのすごいしゅうしゅうしゃ
【絵本について】スギヤマカナヨ・作(偕成社)
- 収集車をテーマにした、想像力豊かなおはなし絵本
- かわいらしい主人公の様子とあっとおどろくユーモラスな展開
- 絵がメイン・文字は少なめで、小さなこどもから楽しめる
こちらの絵本は収集車をテーマにした、かわいらしいおはなし絵本です。
ぼくのお気に入りの収集車、なんでも集めるよ。あ、かいじゅうがやってきた!どうなる?そうする?!
こどもたちに人気の収集車を想像力豊かにユニークに描く、あたたかみある一冊です。
【年齢のめやす】2歳から