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【アリのくらし】 に驚く!絵本5選

ほんのまち

街や自然でよく見かける「あり(アリ)」。アリのことを知れば知るほど、驚きと発見があります。

アリの家族・子育ての様子から、花との関わりや、自然の中での様子がわかる絵本・写真絵本です。

1. アリのかぞく

【絵本について】島田拓 文・大島加奈子 絵(福音館書店)

  • 一匹の女王アリからどのように家族が増え、巣を広げていくかがよくわかる
  • 女王アリの産卵から子育ての様子が丁寧に描かれていて、感動をさそう絵本

一匹の女王アリがどのように子育てをして家族を増やし、巣を広げていくかが丁寧にわかります。とくに、女王アリが産卵し、卵を大切にあたため、生まれた幼虫を育てる姿は感動的です。

また「アリの引越し」の様子も描かれています。実際に、息子と一緒に、公園でアリの引越を見かけたことがあるのですが、たくさんのアリがいったりきたりしながら卵を新しい巣に運んでいく姿は感動的でした。

【年齢のめやす】読んであげるなら4歳頃から / 自分で読むなら小学低学年頃から

2. アリからみると

【本について】桑原隆一 文 / 栗林慧 写真(福音館書店)

  • 「アリからみると、世界がどう見えるか」という新しい視点の絵本
  • 「見かたを変えると 見え方がかわる」ことがわかる
  • 迫力ある大きな写真と、文字が少なめなので、小さなこどもから楽しめる。

アリの視点からみると、虫や葉っぱはどんなふうに見えるのかな。そんな問いに答えてくれる写真絵本です。

トノサマバッタ・アマガエル・ウスバキトンボ・ショウリョウバッタ・カマキリ..アリの目からみると驚くほどに大きい虫たち。

虫の視点に近づくために開発された「超深度接写レンズ」だからこそ撮影できた貴重な写真絵本。小さなお子さんが楽しめるように、わかりやすい大きな写真です。迫力がある写真です。

【年齢のめやす】読んであげるなら4歳頃から / 自分で読むなら小学低学年頃から

3. すみれとあり

【絵本について】矢間芳子(福音館書店)

  • 「すみれとあり」のおどろきの関係を美しい絵で知ることができる
  • 「すみれが、なぜそこに咲いているのか」を予想しながらよむことができる

「すみれとあり」。一見関連がなさそうな組み合わせですが、絵本を読むと見方が変わりました。

道端や石垣の間に咲くすみれ。可憐な花と思われていますが、なかなかしたたかな一面も。

すみれは自分自身で種をとばすことができますが、もっともっと種を遠くに運ぶためにアリを呼び込み、アリの力を借りますアリもスミレの種を好んで運びます。そんな、花と虫の不思議な関係性がわかる一冊。

【年齢のめやす】読んであげるなら4歳頃から / 自分で読むなら小学低学年頃から

4. ぜんぶわかる!あり

【本について】島田拓(ポプラ社)

  • 女王アリが巣を作り、産卵し、子育てをする様子を、特大写真でわかりやすく紹介する絵本
  • アリ専門店の店主であり、アリ探求家でもある著者だからこそのリアル感
  • 見開き1ページごとに1つの説明なので読みやすい

最初に紹介した絵本『アリのかぞく』では、アリが家族を増やす様子が描かれていますが、同じ著者がより詳しい写真で教えてくれるのがこちらの絵本です。

おどろくほどに大きな写真で、アリの様子をリアルに知ることができます。日本のアリ・海外のアリも写真つきで詳しく紹介しています。

【年齢のめやす】小学4年生ころから

5. アリのくらしに大接近

【本について】丸山宗利 文 / 島田拓・小松貴 写真(あかね書房) 

  • もっともっとアリのことを知りたいときに、情報いっぱいの写真絵本
  • 農学博士である著者による詳しい説明のある図鑑のような絵本

アリのことをもっと知りたくなったら、図鑑のように詳しいのがこちらの写真絵本です。

アリの行列・アリの巣の建築方法・アリの食べもの・他の虫との関係 といったアリに関するさまざまなことが詳しく乗っています。

絵本『アリのかぞく』『ぜんぶわかる!アリ』とくらべると、アリのなかなかにしたたかな部分もクローズアップされています。

【年齢のめやす】小学中学年以上

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